学習ノート 「生活の自立と衣食住」の活用例
栄養士(栄養教諭)の話を聞き、栄養のバランスや献立の内容をレーダーチャートで確認することで、栄養のバランスの取り方や食品群別摂取量の必要性を理解することができます。(学習ノートP.7.10を利用して)
一食分の献立を立てよう。(3時間扱い)
※1日分の献立作成については、このあと学習します。
(1)わたしの考える 食の献立
(別紙プリント:わたしの考える の献立参照)(pdfファイル)
自分が希望する献立を立てる。このとき、どんなことを大切にして献立を立てたか考え、記入する。
→表に写真、裏に材料や分量が記入されている献立カード、料理カードなどを利用すると立てさせやすいです。 |
(生徒が立てた献立の例)(pdfファイル)
(2)献立作成の条件について理解し、自分の献立を振り返る。
献立作成時に考えたいこと
→栄養教諭や栄養士の先生とT・Tをすると、栄養バランスのよい食事の取り方について理解が深められます。栄養士の先生と、事前に打ち合わせをし、下記のような献立のたて方や食品群別摂取量の目安の必要性を話していただくようにしておくとよいです。 キャンプなど行事と抱き合わせて作成すると、より実践的な活動になり、調理に関する一連の活動が学習できます。 |
@ 栄養(食品群が入っているか、主食、主菜、副菜、汁物の組み合わせはどうか。)
A 好み(和風か洋風か、中華風か。食べる人の年齢や好み、体調などを考慮したか。)
B 予算(一食分いくらで作るか。)
C 分量(食品群別摂取量のめやすやポイントについて。)
D 能率(設備や道具、調理法など自分たちでできるか)
その他、季節の野菜や果物など出盛り期や旬で利用する、味の組み合わせ、行事食、かむ回数が増える食事など、献立作成には様々なことを考える必要があることを知らせる。
(3)立てた献立の栄養バランスを見てみよう。
学習ノートP.10に栄養計算ソフトを利用した結果を添付する。(計算例)
(4)栄養診断や献立作成時の条件を考え、自分の立てた献立を修正する。
修正した結果をP.10に添付し、(3)のレーダーチャートと比較し、感想を書く。