パソコンを操作しながら、インターネットについての理解を深めていけます。 |
○情報学習の導入場面で、学習ノートのP12を活用しながら、 B 情報とコンピュータ (1)-イ情報化が社会や生活に及ぼす影響を知り,情報モラルの必要性について考えること。 (4)-ア情報の伝達方法の特徴と利用方法を知ること。 -イ情報を収集,判断,処理し,発信ができること。 の力をつけていくことができます。 |
1)インターネットの世界について知ろう(15分) |
◆教師の問い@◆ 「インターネットってなに?」 ◆教師の問いA◆ 「インターネットで どんなことができるかな?」 ◆教師の問いB◆ 「インターネットを使うとき、 もっとも必要なものは 何だろう?」 |
●<学習ノートP121> ●<長野県版、技・家ハンドブックP88、89> を参考に、仕組みについて説明していく。 |
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<記入例〜インターネットとは〜> 学校や、企業、家庭にあるパソコン同士を、 電話回線、ケーブルTV線などの回線でつないだ 世界的なネットワーク(ネットワークのネットワーク) |
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○Webページの閲覧、データの交換、電子メールなどの 利用をおさえておく。 ●<学習ノートP13 >確認問題、通信プロトコルのお話 を、生徒と一緒に解いたり、読んだりしながら インターネットについての説明を加える。 ○ネット上の情報がすべて正しいとは限らない。 情報は人の手によって加工されたものである。 ○最も大切なのは、下の力であることをおさえたい。 「情報を判断する力」 メモ欄や、学習ノートの余白に赤ペンなどで記入させる。 ●必要に応じ、URLからどんなことがわかるのかを学習。 <技・家ハンドブックP90A> 参照 |
2)Webページの検索をしてみよう(25分) |
◆パソコンを使って検索 ◆検索結果の確認 ⇒状況によっては 生徒たちに検索結果を 発表させる |
<訂正>長野県技術・家庭科研究会のWebページは http://www.gika.jp/ |
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●<学習ノートP13 3 >ブラウザソフトによる検索 ●<学習ノートP14> |
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【生徒が興味を持ちそうな検索例】 ・自分の学校のホームページを見よう ・身近な地域の日本一を調べてみよう。(特産物など) ・長野県の伝統的工芸品について調べてみよう。etc |
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○必要に応じて効率のよい検索方法を知らせていく。 ・ロボット型、ディレクトリ型やAND検索など ●<技・家ハンドブック裏表紙にあるローマ字入力一覧表 コンピューター活用ガイドブックP23> などを利用し、 入力が苦手な生徒には個別に支援をしていく。 |
3)学習のまとめをしよう (10分) |
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◆学習を通して感じたこと、 新しくわかったこと、 気づいたこと などを記入する |
●<学習ノートP14の余白などを利用> ○情報活用の意識の高い生徒を中心に発表させたい。 ○わからない用語、技能的なつまずきを書かせ把握したい。 |
<学習でおさえたいポイント> ・目にしたり聞いたりする情報の先には必ず人がいる。 情報とは、人によって加工された,データの一部であることを知らせたい。 ⇒情報を判断する力 ・インターネットの世界は、特定の管理者がいるのではなく、その利用者によって成り 立っているバーチャルな世界ではある。 ⇒だからこそ お互いの信頼関係の上で成り立っている世界を意識させたい。 ・インターネットは便利なだけでなく、利用者の自己責任が必要な世界である。 |
Webページの見本から、正しい情報発信の方法について理解を深めていけます。 |
○情報学習の導入場面で、学習ノートのP12を活用しながら、 自分の作り出す情報が他の人々や社会に及ぼす影響についての意識を高めさせ、 B 情報とコンピュータ (1)-イ情報化が社会や生活に及ぼす影響を知り,情報モラルの必要性について考えること。 (4)-ア情報の伝達方法の特徴と利用方法を知ること。 -イ情報を収集,判断,処理し,発信ができること。 の力をつけていくことができます。 |
1)Webページについて考えてみよう(20分) |
◆教師の問い◆ 「このホームページの、問題点を書こう?」 グループで話し合い |
●<学習ノートP253> |
@・レンタルCDの個人的な使用を逸脱している。⇒著作権の侵害 ・状況によっては、損害賠償を求められることもある。 A・CDジャケットも勝手にコピーしてはいけない。(著作権) B・個人情報を載せすぎている。 ⇒どんな問題が起きてしまうのか予想させてみる C・うわさ話は乗せてはいけない。(不確かな情報、誹謗中傷) ・他人の個人情報を公開している。(個人情報の流出) ⇒自分が被害者となるばかりでなく、加害者となる場合がある。 |
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◆話し合いの結果を発表 問題点を確認 |
●<技・家ハンドブックP91> ○掲示板やチャット、電子メールもWebページ同様に 情報発信をし、現状とその課題について知らせる。 ⇒学習の単元展開によっては <学習ノートP153 >チャットをしよう <学習ノートP164 >電子メール などへの展開してもよい |
2)著作権、個人情報について考えよう(20分) |
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◆著作権クイズ ※使ってはいけないという 意識よりも、他の人の アイディアの良さを認め、 ルールを守りながら アイディアを共有し、 有効に活用していくという 点を意識づけたい ◆著作権は誰のもの ◆個人情報はどの程度まで ・いろいろな状況につい て考えられるので、グループで討議などをさせてもよい |
●<学習ノートP26(2)> を、生徒と一緒に解きながら、説明を加える。 ○著作物の正しい利用の仕方について知らせる。 |
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・私的使用のための複製 ・学校・図書館などでの教育的利用での複製 ・試験問題としての複製、引用 ・教科書への掲載 ・非営利目的の利用 など |
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○公表を前提としない授業内では、適切な範囲内ならOK ○作者の許諾を得れば使える範囲が広がる。 ○注意したい使い方 ・問題集をコピーするなどは適切な範囲を逸脱 ・文化祭等で、アニメのキャラクターの絵などを描いて展示 すること。 ●<学習ノートP26(2)@> 解説をする ●<学習ノートP26(2)A> ○個人情報流出については、以下の点で説明を加える。 |
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個人情報の流出⇒ 架空請求メール、チェーンメール、スパムメール、名誉毀損、振り込め詐欺、誹謗中傷、ストーカー被害などにつながる可能性 |
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3)学習のまとめをしよう (10分) |
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◆学習を通して感じたこ と、新しくわかったこと、気づいたことなどを記入する ◆自己責任について意識 の高い生徒に発表させたい |
○対応の方法 ☆必ず責任の取れる大人に相談すること。☆ |
@反応しない…返信したり、電話連絡をしない。 A支払わない…お金を払っても解決しない場合が多い。 Bメールを転送したり、送信したりしない。 |
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●<学習ノートP274 > ○Webページの利用について、 ○わからない用語、技能的なつまづきを書かせ把握する。 |